蜂の子は難聴に効く

蜂の子が難聴に効く理由

難聴とはその字の通り、耳が聞こえづらくなる病気です。
高齢になると誰しも自然と耳は聞こえづらくなっていきますが、近年、10~20代の難聴になるにはまだまだ早い世代の難聴が増えています。
この世代に多く見られる難聴が「突発性難聴」や「メニエール病」です。
突発性難聴は、ある日突然耳が聞こえづらくなる病気です。
一方のメニエール病は、難聴、耳鳴り、耳が詰まる感じなどの聴覚障害を伴うめまい発作が反復する病気です。
メニエール病に関しては、厚生労働省が実施する難治性疾患克服研究事業の臨床調査対象に指定された特定難病です。
突発性難聴とメニエール病はどちらも未だに原因が特定されていませんが、過労や疲労、ストレスが引き金となっていると考えられています。

過労や疲労によって免疫力が低下すると風邪をひきやすくなったり心身の疲労が取れにくくなったり、突発性難聴の要因の一つと考えられているウイルス感染もしやすくなります。
また、慢性的にストレスを受けていると自律神経が乱れて「交感神経」ばかりが刺激されます。
交感神経は、毛細血管を収縮させて血圧を高める働きがあります。
交感神経の働きは人が活動するためには必要不可欠な働きなのですが、常に交感神経ばかりが優位になってしまうと血流が悪くなります。
血流が悪くなると内耳循環にも障害が起きやすくなるのです。

蜂の子が難聴に効くといわれている理由は、ストレスを緩和させるカルシウムやチロシン、脳や神経の興奮を抑えてくれるトリプトファンが含まれているからです。
また、トリプトファンは自律神経の乱れを整えるセロトニンの合成材料にもなります。
蜂の子は必須アミノ酸、非必須アミノ酸がそれぞれ豊富に含まれているだけでなく、難聴を改善する作用を持つ亜鉛やマグネシウムなどのミネラルや、疲労回復作用を持つビタミンB群などのビタミン類も含まれています。
耳鳴りがする人は、過度なストレスを受けると分泌量が増える「コルチゾール値」が高いことからも、耳鳴りとストレスには密接な関係があると考えられます。
実際に、岐阜大学の青木淳教授の研究グループで、耳鳴りを伴う難聴患者60名を対象に蜂の子を使用した耳鳴りや聴力回復効果を調べる試験を行ったところ、蜂の子を摂取していないグループには血中のコルチゾール値の変化はありませんでしたが、蜂の子を摂取していたグループは血中のコルチゾールの値が低下していることが分かりました。
さらに、蜂の子を摂取していたグループは、耳鳴りのせいで憂鬱になっていた症状が軽くなっていたことも判ったそうです。
難聴を含め、体の中で起こる様々な不調は必要な栄養素が足りていないことで引き起こしていると考えられていますので、蜂の子でバランス良く栄養素を補給することは難聴を始めとした様々な不調の予防にもなるのです。

蜂の子は老人性難聴にも効果的!

上記で説明した突発性難聴やメニエール病は年齢問わず誰にでも起こり得る可能性のある病気ですが、加齢によって誰にでも起こる得る難聴もあります。
それが「老人性難聴」です。
老人性難聴は加齢によって耳が聞こえづらくなる難聴です。
一般的に、人の聴力は30代から変化していくといわれています。
加齢によって聴力が低下するレベルは個人差が大きいのですが、聞こえづらさが顕著に現れてくるのは60代以降と言われています。
老人性難聴は突発性難聴やメニエール病とは異なり、徐々に両側の聴力が弱くなっていくという特徴があります。

老人性難聴の原因は、加齢によって内耳の神経細胞機能が低下することにあります。
近年の研究で、細胞を酸化させる活性酸素や、血流の悪化、ホルモンバランスの乱れなども老人性難聴の進行に影響していることも判ったそうです。
現段階では老人性難聴の根本的な治療法はなく、基本的には補聴器などで聞こえづらさを対処することが有効だとされています。
病気などではなく加齢が原因ですので、根本的な治療は難しいのですが、日常の習慣で難聴の進行速度を遅らせることはできます。
老人性難聴にも蜂の子が効果的な理由はここにあります。
老人性難聴に有効な方法は大きく2つあります。
それは、ストレスを緩和することと全身の血流を良くすることです。

上記でも述べたように、蜂の子にはストレスを緩和させるカルシウムやチロシン、脳や神経の興奮を抑えてくれるトリプトファンが含まれています。
トリプトファンは自律神経の乱れを整えるセロトニンの合成材料にもなりますので、心身を落ち着かせて難聴の要因となるコルチゾールの分泌量の増加を抑制します。
蜂の子には難聴を向上させる作用を持つ亜鉛やマグネシウムなどのミネラルや、疲労回復作用を持つビタミンB群などのビタミン類も含まれていますので、ストレスに強い体作りにはぴったりです。
また、蜂の子には血管を拡張して血液の流れを良くするアルギニンが含まれていますので血液循環を良くします。
耳も体と同じで血液循環が悪くなると、聴覚器官や脳への神経伝達が上手くいかなくなり、耳が聞こえづらくなる要因になります。
ほかにも、耳の治療にはビタミン剤の投与が行われています。
神経機能を正常に保つビタミンB1、老化防止作用のあるビタミンB2などがビタミン剤の投与に用いられます。
蜂の子には、ビタミンB1、ビタミンB2が含まれていますので、難聴の悪化予防・回復には効果的だといえます。
血液の流れを良くするためには、血液の流れを良くするアルギニンを始めとした、栄養バランスの取れた食習慣が大切です。

さらに、神経細胞の興奮を抑えて神経を正常に保つビタミンB6、脳からの指令を末梢神経に伝えるビタミンB12、老化防止の抗酸化作用が強いビタミンEも難聴に良い栄養素だといわれています。
しかし、これらの栄養素は蜂の子には含まれていませんので、難聴の悪化予防・回復のために蜂の子のサプリメントなどを摂取する際は、これらのサポート成分が含まれたものを選ぶことがおすすめですよ。
年齢問わず難聴に悩まれている方は、難聴に良い栄養素がバランスよく含まれた蜂の子の力を借りてはいかがでしょうか?

参考:
耳鳴りや難聴に効果のある蜂の子とは?
http://net.lomo.jp/02.html
難聴や自律神経の乱れに蜂の子を
http://meteorserver.org/15.html
蜂の子はメニエール病に効く
https://www.surrex.com/organizations.html